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Chika Kochi Ochiai

<主な学歴>
慶應義塾大学理工学部卒業、 慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(工学修士)
London School of Economics EMSc中退
2023-現在 日本女子大学通信課程児童学科(芸術・子ども支援プログラム)在学中

<主な職歴>
仏系メーカーR&D(国際特許取得)、戦略コンサルティングコンサルタントを経て
2015-現在 ケイスリー株式会社 コンサルタント、ディレクター
2016-現在 慶應義塾大学SFC研究所上席所員
2022-現在 一般社団法人CoAr設立 代表理事 
2022-現在 学習支援教室 講師
2022-現在 ピアノ教室 講師

<詩・その他文芸>
2021 第22回日本検査協会一般公募エッセイ優秀賞
2023 第19回 文芸思潮現代詩賞奨励賞
2023 金澤詩人賞(現・氷見現代詩賞)入賞
2024 第20回 文芸思潮現代詩賞優秀賞
ーnoteはこちらから

<ピアノ>
2005 ヤングアーチストピアノコンクールアマチュアソロ部門全国大会金賞
2006 ショパン国際ピアノコンクールinAsia アマチュアソロA部門全国大会銅賞
2024 全日本ピアノコンクールU55部門地区大会入選・通過
ーYoutubeはこちらから

<主な業績>
エル・システマジャパンの社会的インパクト評価(2016年度~2018年度)
日本フィルハーモニー交響楽団の社会的インパクト評価(2018年度~2020年度)
琉球フィルハーモニックの社会的インパクト評価(2018年度~現在)
日本劇団協議会の演劇的手法を活用した事業の社会的インパクト評価
・アーツカウンシル東京「アーツアカデミー」講師
・Arts United Fund設立(コロナ禍のインディペンデント・アーティスト支援)
・朝日「論座」寄稿
・セゾン文化財団「viewpoint」寄稿
・可児市文化創造センター「あーとま塾」講師・ファシリテーター(2017年度~現在)
・みらいファンド沖縄評価アドバイザー
・オリオンビール奨学財団評価アドバイザー
教育NPOの支援
・企業のCSR評価支援
・公益財団の事業評価支援
・地方自治体におけるSDGs支援 等

<書籍>
・アートNPOセンター「実践編! アートの現場からうまれた評価」寄稿
・九州大学「文化事業の評価ハンドブック 新たな価値を社会にひらく(SAL BOOKS 3)」協力・寄稿
・社会的インパクト投資調査レポート「日本における社会的インパクト投資の現状」調査・執筆
・「自治体経営の生産性改革」寄稿
・「SDGsの本質」寄稿

<語学>
フランス語 日常会話
英語 ビジネス会話
韓国語 趣味で勉強しています 저는 취미로 한국어를 조금 공부하고 있습니다.

<メッセージ>
小さな頃から小説を書いたり、ピアノやダンスをするのが好きでした。
読書や創作好きは母親から、音楽好きは父親から受け継いだように思います。
高校まで勉強熱心な進学校にいたため、何がしたいかなど考えず、つぶしの利く・就職に有利な理系を選択し進みました。
ピアノをやりたいという気持ちは、音楽では稼げない、という内外の声から知らず知らずに諦めました。
それでも大学に進んでから、ピアノを独学で真剣に学ぶようになり、フランスへの短期留学時にコンサートに出演したのが、言語を超えた音楽の力を再確認した原点だったように思います。

その後は社会人になり、高分子の研究者として念願の仏系企業に就職し、充実した日々を過ごしました。
ある日、社会課題解決に取り組む人びとに出会い、自分も何かやってみたいと、転職を決意します。
その後は今に至るまで、勉強や仕事で築き上げてきた鎧を剥ぎ、やわらかに変化するように少しずつ歩んできました。
社会課題に向きあう活動やその評価という分野は、大義名分に加え、私の知的好奇心を常に満たしてくれました。
素晴らしい人たちにもたくさん出会いました。
ロンドンに留学したらかっこいいかな、もっとすごくなれるかな、なんて考えたりもしました。
疑問を持ちつつも、「良いこと」のために動きました。

しかし、こどもが生まれ、こどもたちと関わる事業に取り組み続ける中で、よいことって一体なんなのだろう、と問うようになりました。
こどもたちの幸せを、わたしたちは本当に考えているのだろうか。
こどもたちの声を、わたしは傾聴できているのだろうか。
自分がよいと思っていることを、やりやすいようにやっているだけではないだろうか。

そんな問いに苛まれるようになって、こどもたちと直接向き合う時間、活動を増やすようになりました。
それから、演奏や詩作に向き合う時間がどんどん増えていきました。
2020年に夫の故郷である沖縄に移住したのも、大きかったのだと思います。

社会に出てから約十年経って初めて、こどもたちといる自分、表現に打ち込む自分が、自分らしいのかなと、気づけるようになりました。
こどもたちと過ごしたり、アート(文芸、音楽やダンス)に触れていると、自分が自分に戻ることできる。
なんとなく諦めてきた気持ちを、できるよ、と後押しできるようになりました。
目上の方に「色々できそうだけど、めちゃくちゃな経歴で、何がしたいかわからない」と言われたことがあります。
そんな自分が嫌いでしたが、悩みながら動いてきたから、自分が今ここにあるのだろうなと思います。めちゃくちゃでいい、めちゃくちゃだからいいのかな、と。
今はアートセラピー的アプローチを学びながら、「どこか自分らしくない」と感じている人が、ほっとできるような、あるいははっとするような瞬間を届けられたらと、活動しています。
個人の方に向けても、組織の方に向けても活動をしていますので、ぜひお気軽にお声がけください。